西村 博信
1984年入社
特機部機械設計・開発を経て
2010年よりシステム技術部長
当事業部は二つの部隊で構成されています。
一つは1968年静電印刷機から始まり、お菓子への印刷、光ディスク製造装置、太陽電池パネル製造装置、液晶パネル貼合装置、半導体用真空ハンダ付装置けなど、その時代に合わせた製品を開発して来た装置部隊。
もう一つは、1955年の抵抗溶接機から一貫して溶接を進化させてきた接合部隊です。
開発現場では「市場ニーズへ独自性のあるプロセスや製品で応えること」を命題に、多岐に渡るプロセスや装置の開発へ取り組んでいます。
現行装置の特徴は、常圧でのバブルフリー貼り合せ、従来よりも大幅に欠陥の少ないハンダ付け、非常に高精度のアライメントを伴う溶接、他に比類なきパワーで安定して生産稼動する大型抵抗溶接機などで、競合他社と一線を画したラインナップを有しています。
・液晶パネル:スマートフォン、タブレットなど
・半導体:IGBT、光半導体など
・自動車:車用パワートレイン、二輪車無段変速プーリーなど
・太陽電池
・光ディスク
・その他
ISOに沿ったマニュアルを運用し、品質・環境に配慮した製品の構築を心がけて開発・設計に取り組んでいます。
例えば大型溶接機は600kAと言う大容量でありながら、コンデンサへ一度充電して瞬時に放電する方式を採用している事から、環境負荷が低く効率の良い製品となっています。
今後も顧客のニーズをいち早く捉え、もてる独自技術での対応、さらには応用開発を行い、独自製品を提供して行きます。
装置関連で困っている事、改善したい事があればご相談下さい。
コンデンサ式抵抗溶接機
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真空ソルダリングシステム
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真空ソルダリングシステム
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